本来の「飛縁魔」とは仏教から出た言葉であり、
女犯(出家して女性との性交を禁じる事を破ったもの)を戒めるため、
さらに女の色香に惑わされた挙句に自らの身を滅ぼしたり
家を失ったりすることの愚かさを諭す言葉とされる。
飛縁魔は、外見は菩薩のように美しい女性でありながら夜叉のように恐ろしく、
この姿に魅入った男の心を迷わせて身を滅ぼし、
家を失わせ、ついには命を失うとある(wikiより)
仁王を始め最初に戦うボスは処刑人のゴツイおっさん。
そして次のステージではゴツイ鬼。
ゲームの難易度は非常に高く和風ダクソと言われるが、
似て非なるものであると伝えておく。
ダクソのように地形や敵の攻撃に苦戦し何度も何度もリトライ。
出てくる敵は人間と魑魅魍魎。
あーまたやられた・・
あーアムリタ(ソウルのようなもの)失った…
あーあと2発与えればボス倒せたのに・・
あー…
あー……
そう、絶望だ。
頑張って進んでも出てくるのは鬼と化け物。
諦めかけても、もう一度、もう一度と進みたどり着いた3面。
その時世界は動いた。
崖の上から始まるマップ。
洞窟内を進みコウモリなどに襲われ崖から落下死。
またボスはゴツイ奴だろう。
そう思っていた時やつは現れた。
飛縁魔である。
誰が予想しただろう。
このむさくるしい世界に急にヒロインが出てくるなんて(違う)
ボスには登場シーンが用意されている。
これを逃してなるものか!
だが私は倒した2体のボスで学んでいる。
登場シーンは一度きり
そう
登場シーンは一度きり
私はSHAREボタンの上に指を乗せチャンスを待った。
何故なら私は知っているからだ。
スクリーンショットを撮ると左上にスクリーンショットを撮ったマークが出る。
それが出ている状態でさらに撮るとそのマークまで一緒に撮影されることを。
だから連続では撮れないのだ。
いや撮ったらダメなのだ。
登場シーンは短く撮れて2枚。
チャンスを待った。
そして撮れたのが上の写真である。
黒い髪に大きな口、白い肌。
素晴らしいではないか。
私はこのゲームをクリアした。
-完-
とか言ってるとすぐに戦闘が始まる。
攻撃に麻痺が付いており耐性が無いと1発で麻痺し追撃で死亡。
連続攻撃にも麻痺が付いており1発うけると・・・
装備を見てみる。
「耐麻痺のお守り」
なんだこれは、いつ手に入れた!?
そんなことは今更どうでもいい。
私はこいつを装備した。
1発くらっても麻痺しない!
私は勝利を確信した。
がそのまま1時間ほど戦ってた。
何度も挑戦すると敵の攻撃直前のモーションと声で、
次にどの攻撃が来るのか判断できるようになってきた。
だがそれを見切っても攻撃してくるまでの猶予は1秒も無い。
それでも集中しどこかで良いキャプチャができないか、
ボスの攻撃を受けず倒さねば。
その2つの葛藤が私を更なる高難易度へと押し上げる。
が、苦労の末なんとか倒すことに成功した。
仁王初の女性キャラクターで人によっては何度も倒されているはずなのに、
立っている、いや「たっている」人もいたのではないだろうか。
サムライなのに賢者になっている人もいたのではないだろうか?
そしてその時悟るのである。
「仁王」ではなく、なんか「臭う」。
と・・・・・
下ネタかい!
無事クリアできた30分後くらいに何となく見たオプションで、
「ボス登場時などの一度見た演出は自動スキップ」
になっているのを気づく私の話はまたいずれお話ししましょう。